Lavinia Agache

ラビニア・アガケ 1968年2月11日生まれ(カイウテ)

 

 

 

最初に見たのはロス五輪の演技。

オリジナリティある構成と、時折見せる

はかなげな表情で一気にファンになりました。

 

団体の床は観客の歓声のせいで曲が後半聞こえませんが

この時ほどアメリカを恨めしく思ったことはない・・。

 

81年デビュー当時は小柄で

スピード感溢れる演技が持ち味の選手でした。

 

83年世界選手権ではサボーとの二枚看板で大活躍。

予選2位で迎えた個人総合は平均台の落下で6位でしたが

種目別では銀メダル2つと銅メダル1つを獲得。

 

ロス五輪では規定でトップに立つものの

自由でミスを連発し、個人総合には残れませんでした。

時差ぼけが不調の原因だったと言われています。

 

そして翌年の神戸ユニバーシアードのアップ途中で

平均台の着地で失敗、その怪我で引退を余儀なくされました。

 

ツカハラとび1回半ひねりや平均台の片手後転とび上がり、

ゆかの2回半ひねり+転回など独創的な技を持った選手です。

 

ちなみに国際ジュニアの優勝インタビューで

「・・アリガト!」と日本語で答えたアガケ。かわいいもんだ。

 

 

Results

1981

アメリカンカップ 個人総合2位

国際ジュニア 個人総合1位 跳馬1位 平均台1位 床1位

モスクワ世界選手権 団体4位 個人総合7位 跳馬5位 段違い7位

1982

ザグレブワールドカップ 個人総合3位 跳馬5位 段違い5位 平均台5位 床2位

1983

ヨーロッパ選手権 個人総合2位 跳馬3位 段違い2位 平均台1位 床8位

ブダペスト世界選手権 団体2位 個人総合6位 跳馬2位 段違い2位 平均台3位 床4位

1984

ロサンゼルス五輪 団体1位 個人予選11位 跳馬3位 段違い8位

 

 

Floor Music

‘81Worlds”Beer Barrel Polka” (ビヤ樽ポルカ) by Jaromir Vejvoda

‘83Worlds”Tequila” (テキーラ) by Chuck Rio

‘84Olympics”Bolero” (ボレロ) by Joseph-Mourice Ravel

 

 

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