Simona Amanar

シモナ・アマナール 1979年10月7日生まれ(コンスタンツァ)

 

 

 

 

94年ドルトムント世界選手権でデビュー。

技のキレやスピードは当時から群を抜いており

90年代後半のルーマニアのエースとして活躍しました。

 

跳馬のユルチェンコ2回ひねりは絶品。

スピード、距離、高さ、文句のつけようもありませんでした。

 

競技生活後半には衰えも見えてきましたが

シドニー五輪ではユルチェンコ2回半ひねりに挑戦。

跳馬の女王に相応しい「アマナール」という技が誕生しました。

 

とにかく難度の高さと技の多さで攻める選手でした。

また顔に青筋が立ってしまうくらい緊張することも。

 

2度にわたるマリネスクとの交代劇からも

アマナールへの期待の高さがうかがえました。

予選で失敗しても決勝で結果を残すあたりは強かったです。

 

そしてコマネチ以来2人目の五輪チャンピオンとなりました。

 

現在はルーマニア体操協会副会長。

また07年に体操殿堂入りが発表されました。

 

 

Results

1994

ドルトムント世界選手権 団体1位

1995

ヨーロッパカップ 個人総合2位 跳馬1位 段違い5位 平均台3位 床1位

鯖江世界選手権 団体1位 個人総合4位 跳馬1位 床6位

1996

サンファン世界選手権 跳馬2位

ヨーロッパ選手権 個人総合4位 跳馬1位 段違い1位 平均台5位 床7位

アトランタ五輪 団体3位 個人総合3位 跳馬1位 段違い5位 床2位

1997

ローザンヌ世界選手権 団体1位 個人総合2位 跳馬1位

1998

ヨーロッパ選手権 個人総合2位 跳馬2位 平均台3位 床3位

ワールドカップ 跳馬1位 床1位

1999

天津世界選手権 団体1位 個人総合14位 跳馬2位 床2位

2000

ヨーロッパ選手権 個人総合8位 跳馬1位 平均台2位 床5位

シドニー五輪 団体1位 個人総合1位 跳馬6位 床3位

 

 

Floor Music

‘96Olympics”Nutrocker” (ナットロッカー) by Emerson, Lake & Palmer

‘97Worlds”Symphony No.5” (交響曲第5番「運命」) by L.V.Beethoven

‘98Euros”Meet the Gypsy”

‘99Worlds”Johnson Rag” by Jack Lawrence

 

 

back

 

 

 

 

inserted by FC2 system