Laura Cutina

ローラ・クチナ 1968年9月12日生まれ(ブカレスト)

 

 

 

 

TV実況の枕詞は「黒い瞳が印象的な」。

 

デビュー当時はサボー・アガケの二枚看板に隠れ

その後はシリバシュが出てきたためインパクトはないものの

ファンの心にはしっかりと刻み込まれた選手です。

 

ロス五輪では持ち点3位で個人総合を迎えました。

最初の種目で他の上位選手にミスが相次ぎ

レットンとサボーの争いに続くのはクチナか、と思わせましたが

平均台で下りの2回宙返りで失敗、結局5位に終わりました。

 

このロス五輪での床が素晴らしいです。

上半身、肩の動きが工夫されたドラマチックな演技。

コマ数の多さはさすがのルーマニアです。

 

翌年の世界選手権では新たな世代に追われる感もあり

以後個人的な活躍がなかったのが惜しまれます。

 

不得意種目のない選手でしたが

特に跳馬は突き上げの高さが素晴らしかったです。

 

 

Results

1983

ブダペスト世界選手権 団体2位 個人総合9位

1984

アメリカンカップ 個人総合2位

ロサンゼルス五輪 団体1位 個人総合5位 床8位

1985

ヨーロッパ選手権 個人総合11位 跳馬7位

モントリオール世界選手権 団体2位

1987

ユニバーシアード 団体2位 個人総合13位

 

 

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