Simona Pauca

シモナ・ポーカ 1969年9月19日生まれ(アズガ)

 

 

 

ロス五輪の個人総合銅メダリスト。

しかしこれが最初で最後のメジャー大会となりました。

 

平均台を非常に得意としており

団体自由では最終演技者で見事10点を獲得。

そしてミスを連発した実力者アガケをよそに

着実に点を重ねたポーカが個人総合にも進出しました。

 

個人総合ではクチナが平均台の下り技で失敗。

持ち点上位だったマクナマラや馬燕紅もミスを犯し

大過なく演技したポーカが銅メダルを獲得しました。

種目別平均台でも完璧な演技で見事金メダルに輝きました。

 

当時まだ珍しい後転とび+伸身宙返り連続など

計4回の伸身宙返りを演技に取り入れ、

下り技もシリーズからの2回ひねりを実施していました。

 

そしてポーカの魅力が炸裂したのが床の演技。

キャッチーな曲にのったコミカルなダンスに観客が沸きました。

電話のベルが鳴って受話器を取る・・という

凝った演出もルーマニアならでは。

 

この一瞬に最大限の輝きを放った、そんな選手でした。

 

 

Results

1984

ロサンゼルス五輪 団体1位 個人総合3位 平均台1位

 

 

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